金は配当や利息を生まない資産です。そのため、金利が高い環境では、利息を生む債券や預金の方が有利になり、金価格は下がりやすい傾向があります。
しかし、世界的な低金利環境が続いている現在、預金で得られる利息はわずかで、債券の利回りも履歴的低水準にあります。このような状況では、金を保有することの「機会コスト」(他の資産で得られたはずの利益を諸めるコスト)が低くなります。
つまり、金のデメリットである「配当・利息がない」という点が、低金利環境では相対的に問題にならなくなるのです。これが、低金利が続く限り金価格が上昇しやすい環境が続く理由です。