世界情勢が不安定になると、決まって金価格が上昇します。これは「有事の金」と呼ばれる現象です。中東での紛争、米中対立、ロシア・ウクライナ情勢など、地政学リスクが高まる度に、投資家はリスク資産を売却して安全資産である金を購入します。
特に最近では、台湾海峽をめぐる緊張や、中東の情勢不安などが、金需要を大きく押し上げています。国際的なサプライチェーンが分断されるリスクや、経済制裁の可能性など、不確実性が増すほど、金の価値は高まる傾向があります。
この傾向は今後も続くと考えられており、世界情勢が安定しない限り、金は「最後の砦」としての役割を果たし続けるでしょう。